梅雨入り
6月8日に関東甲信地方の梅雨入りが宣言されました。
昔から思ってたんですが、なんで梅雨と書いて「つゆ」って呼ぶんでしょう?
ちょっと調べてみたら、諸説あるようですが、有力な説が2つ。
1つめは「露」という字から派生したという説。
6月、7月の雨の多い季節には木々にも露がつくことから「梅雨(つゆ)」と呼びようになったというもの
2つめはこの時期に文字通り、「梅の実」が熟して、潰れることから「梅の実が潰ゆ(つゆ)」という言葉から変化したという説です。
まあ、それはさておき、農家にとって梅雨の時期は大きな問題を乗り越えなければならない大事な時期でもあります。
それは作物の病気と雑草問題です。
作物の病気に関して、、、、土中や野菜の表面が高温多湿な状態になると細菌やカビの菌が増殖しやすくなります。
虫も発生しやすくなり、作物に病気を引き起こす要因となります。ネギに寄生するハモグリバエやネキリムシも作物を傷つけます。
また土の中の水分量が過剰になると、野菜の根が呼吸できなくなり、酸素欠乏によって障害を起こすこともあります。
そしてこれが一番大事な雑草問題!!
毎年のように梅雨が終わって「やっと畑に入れるぞー!」と意気揚々と畑に向かうと、目の前に広がるのはネギを覆いつくす雑草たち。
つい数日前には小さかったものがりっぱ(!?)に成長しているのです。まるで誰かが植えたように、、、。
除草剤も利用はしますが、規定量や規定回数があるのでやたらに撒いていいものでもありません。
・・でその解決策。
単純明快。
とにかく頻繫に「畑の土を動かす。」「草は小さいうちに潰す。」結局これしかないんですね。
今年は心を入れ替え、ここまでは雨が上がればすぐに畑に入って管理機で土を動かしております。
梅雨が終わったときも笑顔でいられると思う、、多分。