れんげの花が咲きました!
5月に突入し、今は田植えの真っ最中です。
一部の田んぼ予定地ではやっと昨年の秋に種を蒔いたレンゲの花が開花しました。
当社の新たな取り組みとして「レンゲ米」を生産することにしました。
レンゲ農法は戦前には日本中で行われていたものです。
レンゲ農法とは
秋に田んぼにレンゲ種を蒔き、冬の間にレンゲを育てて、春に花を咲かせたレンゲを土にすき込み肥料とする農法をいいます。レンゲは空気中の窒素を取り込むので稲栽培に必要な窒素成分を含んだ元肥となり丈夫な稲を作ります。マメ科の植物であるレンゲの根のまわりには「根粒菌」がつき空気中の窒素を直接栄養にしてくれるのです
しかし戦後、国は化学肥料を使用して米の生産量を一気に増やす政策をとりました。
その政策により米の収穫量は確かに増大しました。が、その一方で稲の病気も増え、農薬の使用も必要不可欠なものになってしまいました。農薬は確かに効果的ですが、同時に田んぼの生態系を破壊するすることにもつながります。
こちらの田んぼでは農薬や化学肥料を軽減することができて環境にやさしいお米ができます。
これを「レンゲ米」といいます。
今年の秋が楽しみです!